ホンダは19日、交通事故を減らすための施策として
「全車種のフロントガラスに印をむすぶ」
方針をあきらかにした。印相をむすぶことが霊験あらたかであると、同社試験で実証されたため。
同社では、かねてから交通事故をいかにして減らすかという命題に心血を注いでおり、衆生の生命を守るために毎日神仏に祈っては対応策を模索していた。するとある夜、開発者の枕元におしゃかさまが立ち、
「フロントガラスに私たちが印相を結んでいる姿を描きなさい」
と諭したという。
さっそく、手を上げて手のひらを前に向けた「施無畏印」(せむいいん)をむすぶ仏さまを試験車両のフロントガラスに描いて走行させたところ、施無畏印の「恐れなくてよい」という意味どおり、公道を我が物顔で走りまわり事故を起こさなかったという。
結果に気をよくした同社は、さっそく全車両に来迎印(らいごういん)をむすぶことを決定。この印相は「臨終に際して阿弥陀如来が迎えにくるときの印」だというから、ドライバーは極楽浄土間違いなし。あとは車がおシャカにならないことを神に祈るばかりと言えそうだ。